沖縄のスーパーで売っている
おすすめのジーマーミ豆腐はどれ?
そんな質問にお答えします。
ジーマーミ豆腐とは
ジーマーミ豆腐は落花生を使って作られたお豆腐のこと。
醤油ベースの甘じょっぱいタレをかけて食べます。
琉球王国時代に生まれた宮廷料理で、今でも愛されている沖縄の郷土料理です。
落花生の風味ともちっとした食感が楽しめます。
ジーマーミ豆腐は大きく分けて下記の2種類があります。
- 冷蔵タイプ
- 常温タイプ
常温タイプのものは持ち歩きに便利ですが、今回は全て冷蔵タイプのものを紹介します。
国際通りでジーマーミ豆腐を売っているスーパーなどのお店
今回ジーマーミ豆腐を購入したお店は、国際通り近くにある下記の4店舗です。
- マックスバリュ牧志店
- ロピア沖縄国際通り店
- デパートリウボウの地下食品館
- ドン・キホーテ国際通り店
各お店で売っていたジーマーミ豆腐は下記のとおりです。(2024年7月時点)
取り扱い商品が変わる場合もあります。
マックスバリュ牧志店
今回行ったお店の中で、売っているジーマーミ豆腐の種類が一番多かったのはマックスバリュ。
1個の単品で買えるのもマックスバリュ牧志店のみでした。
-
- 安庵じーまーみとうふ(3個入)
- のーら本舗のじーまみとうふ(4個入)
- ハドムの琉球じーまーみとうふ(4個入)
- ハドムの琉球じーまーみとうふ
- まえさとのじーまーみとうふ
- ひろし屋のもちっとジーマーミ豆腐(黒糖きな粉)
ハドムの琉球じーまーみとうふは4個入りと1個のものがありました。
ロピア沖縄国際通り店
- のーら本舗のじーまみとうふ(4個入)
- ハドムの琉球じーまーみとうふ(3個入)
- ハドムの琉球じーまーみとうふ
デパートリウボウの地下食品館
- はま食品のジーマーミ豆腐(3個入)
- ひろし屋のジーマーミとうふ(3個入)
ドン・キホーテ国際通り店
・おーばのじーまーみトーフ(3個入)
ジーマーミ豆腐の種類
今回は7つのメーカー、8つのジーマーミ豆腐を食べ比べしてみました。
商品によって違うと感じたところは、ジーマーミ豆腐の食感とタレの味です。
(この写真にはありませんが、ひろし屋の商品を追記し、9つ紹介しています。)
ジーマーミ豆腐の食感やタレの違い
ジーマーミ豆腐の味をインターネットで調べてみると、「もっちりしている」とか「なめらか」などと書かれています。
確かにジーマーミ豆腐はもちもちしているものが多いし、どれも舌触りが滑らかです。
それぞれの商品の良さや特徴があります。
ここからはあくまで個人的な感想です。
人それぞれ感じ方は違うので「そう感じる人もいる」程度の感覚でご覧ください。
今回買ったジーマーミ豆腐の食感を大きく分けると3種類です。
- 滑らかなジーマーミ豆腐
- もっちりとしたジーマーミ豆腐
- とろとろのジーマーミ豆腐
ジーマーミ豆腐の食感の違いを例えるならプリンに近いと思いました。
食感だけの話で、味自体がプリンに似ている訳ではありません。
例えばコンビニやスーパーで売っているプリンには下記のようなものがあります。
- ケミカルプリン(ゼラチンなどで固めたもの)
- 焼きプリン
- かぼちゃプリンなど
滑らかなジーマーミ豆腐
「滑らかなジーマーミ豆腐」はプリンでいうところのかぼちゃプリン。
素材を感じるかぼちゃプリンやクリームブリュレのような滑らかさのものが多いです。
スプーンですくうと伸びず、すくいやすいです。
今回のじーまーみ豆腐でいうと下記の3つです。
- はま食品
- ハドム
- ひろし屋
写真は「はま食品のジーマーミ豆腐」です。
ひろし屋は追記しました。
もっちりとしたジーマーミ豆腐
「もっちりとしたジーマーミ豆腐」はプリンでいうところの焼きプリン。
とろとろのジーマーミ豆腐よりもプルッとして弾力が強いです。
スプーンですくう時、しっかりすくわないと切れにくく、油断するとスプーンからジーマーミ豆腐が逃げていきます。
今回のじーまーみ豆腐でいうと下記の2つです。
- のーら本舗
- おーば
とろとろのジーマーミ豆腐
「とろとろのジーマーミ豆腐」はプリンでいうところの「ケミカルプリン」。
容器を傾けるとジーマーミ豆腐が滑らかに動きます。
スプーンですくうと伸びるのものが多いです。
今回のジーマーミ豆腐で言うと下記の3つです。
- 安庵
- まえさと
- ひろし屋(黒糖きな粉)
写真は「安庵のじーまーみとうふ」です。
ジーマーミ豆腐のたれ
ジーマーミ豆腐のタレは、醤油と砂糖が使われているのでどれも甘じょっぱいです。
違うところは、商品によってタレが醤油感が強かったり、甘さが強かったり、その他の素材がアクセントになっていたりします。
スーパーのジーマーミ豆腐の感想(口コミレビュー)
下記の順番で紹介していきます。
- 滑らかなジーマーミ豆腐
- もっちりとしたじーまーみ豆腐
- とろとろのジーマーミ豆腐
はま食品のジーマーミ豆腐
はま食品は那覇市の首里にある老舗のジーマーミ豆腐専門店。
国際通り近くの第一牧志公設市場に店舗があります。
「はま食品のジーマーミ豆腐」は滑らかで、落花生の味が濃くてしっかりと感じられるジーマーミ豆腐です。
今回の9つの中では一番キメは大きめでクリームブリュレのような食感。
タレは醤油感強めで甘さひかえめです。
売っているお店
デパートリウボウ 地下食品館
ハドムの琉球じーまーみとうふ(4個入)
「ハドムの琉球じーまーみとうふ」も滑らかなジーマーミ豆腐。
はま食品のジーマーミ豆腐より少しキメが細かくて弾力があり、落花生の味がしっかりとしています。
タレが濃いめなので、調節しながらかけてみてください。
醤油感ありますがハマ食品と比べると少し甘味があります。
売っているお店
マックスバリュ牧志店
ハドムの琉球じーまーみとうふ
上の「琉球じーまーみとうふ」と内容は同じで、容器と入っている量が違います。
1個単位で買えるので食べ比べにもおすすめ。
売っているお店
- ロピア沖縄国際通り店
- マックスバリュ牧志店
ひろし屋のジーマーミとうふ
ひろし屋は1973年創業、那覇市安謝にある老舗の沖縄の豆腐専門店。
ジーマーミ豆腐以外にも、島豆腐や豆乳、沖縄の豆腐を使った進化系の商品を売っています。
「ひろし屋のジーマーミとうふ」は滑らかなジーマーミ豆腐。
もっちり感はほとんどありません。
落花生の風味豊かで、絹豆腐をふわっとさせたような食感。
タレは甘めというよりかは醤油よりで、生姜がアクセントになっています。
売っているお店
デパートリウボウ 地下食品館
のーら本舗のじーまみとうふ(4個入)
「のーら本舗のじーまみとうふ」はもっちりとしたジーマーミ豆腐。
今回の商品の中で一番弾力のあるジーマーミ豆腐です。
ジーマーミ豆腐自体のクセがなく、初めて食べる人でも食べやすいと思います。
「のーら本舗のじーまみとうふ」のタレには生姜が入っています。
クセのないジーマーミ豆腐とタレの相性が良く、美味しいジーマーミ豆腐です。
他県に住んでいる友人と会う際「のーら本舗のじーまみとうふを買ってきてほしい」とリクエストされたことがあります。
また、今回お店に行った時には、観光客らしき方が店舗の棚にある「のーら本舗のじーまみ豆腐」を全部購入されていました。
売っているお店
- ロピア沖縄国際通り店
- マックスバリュ牧志店
おーばのじーまーみトーフ
「おーばのじーまーみトーフ」はもっちりとしたジーマーミ豆腐。
ジーマーミ豆腐自体に素材の甘味を感じます。
こちらもジーマーミ豆腐自体のクセが少なめです。
「おーばのじーまーみ豆腐」は他のジーマーミ豆腐と比べてタレが一番甘めです。
砂糖以外に黒糖、みりん、パイン果汁が入っていて、深みのある甘さにしているのかと思いました。
みりんの味が強めな印象です。
売っているお店
・ドン・キホーテ国際通り店
安庵のじーまーみとうふ(3個入)
「安庵(あんあん)のじーまーみとうふ」はとろとろのジーマーミ豆腐です。
ぷるぷるでクリーミー、スプーンですくうと伸びます。
ジーマーミ豆腐自体がほんのり塩味で、そのまま食べても美味しいです。
タレはおーばのじーまーみトーフの次に甘め。
ジーマーミ豆腐のほんのり塩味とタレの甘さのバランスが良いです。
「安庵のじーまーみとうふ」はパッケージもおしゃれで、袋にはシーサー、ジーマーミ豆腐のカップの蓋には可愛いピーナッツのイラストが描かれています。
売っているお店
マックスバリュ牧志店
まえさとのじーまーみとうふ
「まえさとのじーまーみとうふ」はとろとろのジーマーミ豆腐。
ジーマーミ豆腐自体に素材の甘さがあります。
中の蓋を開ける時、蓋にジーマーミ豆腐がくっつくほど粘り気があり、ねっとりもちもち食感を楽しめます。
タレはハドムのものと似ていて、醤油感のある濃いめの美味しい甘ダレです。
(右がまえさと)
売っているお店
マックスバリュ牧志店
ひろし屋のもちっとジーマーミ豆腐(黒糖きな粉)
「ひろし屋のもちっとジーマーミ豆腐(黒糖きな粉)」は、今回食べた中で一番とろとろなジーマーミ豆腐。
先に紹介した、ひろし屋の定番のジーマーミとうふとは全然違うタイプです。
できたてのわらび餅のようなふわふわプルプル感があります。
黒糖の入った甘ダレと国産のきな粉をかけるとまさにスイーツ。
他にはない食感の美味しいジーマーミ豆腐です。
売っているお店
マックスバリュ牧志店
まとめ
国際通り近くのスーパーなどで美味しいジーマーミ豆腐はたくさん売っています。
今回紹介した商品はどれも美味しくて、それぞれ良さのあるジーマーミ豆腐でした。
はま食品 → 老舗の滑らかな落花生の豆腐。タレは甘さ控えめ。
ハドム → 滑らかで程よいもっちり感、落花生の味が濃厚。
ひろし屋 → 絹豆腐のような落花生の豆腐、タレは生姜がアクセント、甘さ控えめ。落花生は好きだけど、もっちりが好きかどうか分からない方におすすめ。
のーら本舗 → 9つの中で1番弾力があり、もっちり食感。タレは生姜がアクセントでひろし屋より甘め。
おーば → もちもち、9つの中で1番甘めのタレ。
安庵 → とろーり、ほんのり塩気のある落花生の豆腐、タレは甘め。パッケージがおしゃれ。
まえさと → ねっとりもちもち、醤油感強めの濃いタレ。
ひろし屋(黒糖きな粉) → とろとろふわふわ、まるでスイーツな落花生の豆腐。
ジーマーミ豆腐といっても商品によって味は様々。
是非食べ比べをしてお気に入りを見つけてみてくださいね。